日本経済が30年間停滞している。日本を強く、豊かにするため、日本企業・日本産業を再成長の軌道へ載せることが喫緊の課題となっている。本講では、日本企業が社会変革や収益創出を実現する産業・事業の基盤となる無形資産、中でも知的財産や無形資産の形成や活用のあり方について検討する。まず、新しいコトや新しいモノを事業として起こす際、知財・無形資産をどう考えるか、扱うかについて。次に、いまだ高いとされている日本の技術を知財の面から見た状況について。そして知財や無形資産を支える本丸となる企業の経営者や知財担当部門のあり方や戦略、課題について、5人の登壇者から話を聞く。


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知財・情報フェア&コンファレンスとは

研究・技術開発から権利取得、事業化に必要かつ重要な知財戦略に役立つシステムや情報を集めた国内最大級の知財に関する専門見本市。1981年から40年余りにわたって実施し、前回は141社・団体出展いただき、企業や研究機関の知財・研究開発部門や知財の専門家などに13,000名を超える来場者と積極的な商談、情報交換を行った。2024年から展示会の名称を変更し、従来の特許・実用新案中心のフェアに意匠、商標を加え、東京ビッグサイトで開催している。
本セミナーは、「知財・情報フェア&コンファレンス」のスピンオフ事業として実施。
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お申込受付期間が終了したため、
受付を締め切らせていただきました。
日時 2025年3月21日(金)13:00~17:00
★セミナー終了後、見逃し配信が視聴できます。
★セミナー視聴後、アンケートに回答すると、講演者のプレゼン資料がダウンロードできます。  
会場
オンライン配信 (申込いただいたメールアドレスに視聴URLをお送りいたします)
参加費
定員 500名 ★参加費無料(事前登録制)
対象 ●企業経営者、企業の知的財産部門、法務部門とブランド・マーケティング部門等の責任者
●技術開発、研究開発、デザインなどに携わる方々
●経営企画・事業開発・リスク管理部門、総務・デジタル・IR部門の方
●行政機関・自治体、士業、知財サービス会社・期間、大学・研究機関等
主催 産経新聞社一般財団法人日本特許情報機構 
共催
協賛 株式会社アナクア
内容 〈開催パートナー〉VALUENEX株式会社バード&バード法律事務所


▼タイムテーブル▼


13:02~主催者挨拶
細野 哲弘
(一般財団法人日本特許情報機構 理事長)



13:05~基調講演
アントレプレナーにとっての〝知財・無形資産〟とは
~スタートアップで日本産業を創造する~

渡部 俊也
(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授、東京科学大学 研究イノベーション本部 教授)

我が国知財研究の第一人者として活動する一方で、アカデミア発スタートアップの支援環境の構築に携わられて来た渡部氏に、起業家は〝知財・無形資産〟にどう向き合うべきかを聞く。また技術には注目技術も、未明の技術もある。投融資機関や企業側はそれらをどう評価すれば良いのか。我が国スタートアップが持つ知財・無形資産の潜在力をどう見るか。


13:45~特別講演①
「日本の技術の今と未来(大企業/中小企業/スタートアップ)
~特許データの俯瞰解析で探る潜在力~」

中村 達生(VALUENEX株式会社 社長兼CEO)
日本の技術について全世界で出願・権利化された特許のデータを使い、俯瞰解析マップとしてして見える化する独自のアルゴリズムを開発。まさに客観的に解析された結果から次代の新事業や業態転換、革新事業の可能性をどう読むか、未利用の特許技術は捨てていいのかなど、日本の技術の現在地と近未来への潜在力を考える。


14:25~特別講演②
「国際舞台における日本企業の知財部門の実戦力と課題
〜対中国力を高めるためのグローバルな知財体制と人材養成〜」

道下 理恵子(バード&バード法律事務所 北京オフィス パートナー)
海外事業の成否を握るカギの一つは、世界情勢と事業戦略にリンクした知財侵害対策や知財訴訟などにおける知財部門の実戦力である。現在、中国は半導体やAIのみならず、機械、素材など全分野で国産化を目指し、海外企業の市場を奪取しようとしている。世界に32拠点を持つ国際法律事務所で活動する道下弁護士に、今、知財部門に何が求められているかを聞く。


14:40~企業講演
ビジネスとしての知財
ヴィンセント・ブラウト
(株式会社アナクア プロダクト&イノベーション部門 シニアバイスプレジデント)

知財は事業に対して大きな影響力を持つとされている。
実際にどのような点で影響力を持つのか、そして、現在のビジネス市場で知財はどのように活用されているのかをグローバルな視点から説明。また、知財をビジネスに活用するために推奨される考え方や管理手法なども紹介する。


15:20~特別講演③
世界で活躍する中小企業における知財・無形資産活動の課題 〜グローバル・ニッチ・トップの永続を目指して〜
坂東 詳司(坂東機工株式会社 専務取締役)
徳島市に本社・工場を置く同社は今年、設立57年目を迎える中小企業で、自動車用窓ガラスの加工機では世界シェア80%をほこるグローバル・ニッチ・トップ企業である。経営者として、今後もグローバル・ニッチ・トップを永続させるため、知財・無形資産活動にいかに取り組んでいるのか、その厳格な姿勢や活動、今後の課題は何かを伺う。


16:00~特別講演④
「日本のものづくり企業の知財部門をいかに強化していくか ~その役割、機能、人材とあり方を再考する~」
平山 龍太(キヤノン株式会社 知的財産法務本部長室 室長)
世界有数の特許取得企業であり、国内外で活発な知財活動を展開しているキヤノン。国際情勢が混沌とし、まさに激動の時代を迎える中、日本のものづくり企業が知財力を高めて、経営・事業に貢献するために、今後どのような知財部門を構築して行くべきなのかを聞く。

備考
お申込受付期間が終了したため、
受付を締め切らせていただきました。

渡部俊也

東京大学未来ビジョン研究センター教授
東京科学大学研究イノベーション本部教授
1984年東京工業大学無機材料工学専攻修士課程修了、1994年同博士課程修了(工学博士)。民間企業を経て1998年東京大学先端科学技術研究センター情報機能材料客員教授。2001年より同教授、2025年2月現在、東京大学・副学長、東京科学大学・副学長、大学発新産業創出基金事業スタートアップ・エコシステム共創プログラム 全国ネットワーク構築支援(全国ネット)・戦略会議座長・代表。

中村達生

VALUENEX株式会社
社長兼CEO
早稲田大学大学院理工学研究科修了、三菱総合研究所、東京大学工学部助手を経て、2006年株式会社創知(現VALUENEX)設立。2014年米シリコンバレーに現法設立。2018年当社東証マザーズ(現グロース)上場。早大大学院理工学術院非常勤講師を17年にわたり兼務。2018年度特許情普及活動功労者受章。2019年スタンフォード大からJapan-US Innovation Award受賞。早大理工学術院非常勤講師。

道下理恵子

バード&バード法律事務所
北京オフィスパートナー
1995年北京に移住。2001年中国人民大学法学部卒、2004年米国ノースウエスタン大学ロースクール(LLM)卒、2001年以降、北京、上海、香港を拠点にグローバルに活動し、日本と欧米の企業が直面する知財・法務問題に対応している。特に中国関連の知財・法務問題に精通。米国ニューヨーク州弁護士と英国外国弁護士。

ヴィンセント・ブラウト

株式会社アナクア
プロダクト&イノベーション部門シニアバイスプレジデント
30年に渡る知財業界での経験の中で、CPAやアナクアで米国、ヨーロッパ、アジアを網羅する経営幹部として企業の知財業務の最適化や知財資産の最適管理、知財戦略の強化を実現する取り組みに従事。現在は、プロダクトおよびイノベーション担当シニアバイプレジデントとしてアナクアの知財管理システムの開発方針などを統括。国際ビジネスの大学院学位とMBAを取得し、2004年にはハーバード・ビジネス・スクールで大学院課程を修了している。

坂東詳司

坂東機工株式会社
専務取締役
1962年徳島で生まれ育つ。1984年立命館大学卒、坂東機工入社。大学でラグビーに熱中、チームワークを学ぶ。入社後1年間は製造部で機械組立ての基礎を学んだ後、技術(試運転・保守)業務に従事。1988年ドイツのデュッセルドルフに駐在、欧州と近郊地域の技術ビス業務に従事。1993年帰国、主にアジア各国・北アメリカ等の技術業務を担当、同時に営業も。2002年国際部(現営業部)を立上げ、2003年専務取締役に就任。2017年から中国企業に対する特許侵害事案を担当。

平山龍太

キヤノン株式会社
知的財産法務本部長室室長
1998年キヤノンに入社以来、一貫して知財畑を歩む。特許権利形成・第三者特許対応・ライセンス(12年間)及び特許訴訟(5年間)を経験後、2015年より5年半、英国のグループ会社で知財マネジメントに従事。帰国後、本部統括・標準・知財政策渉外・知財発信・組織人財創り・営業秘密管理に従事。駐在時は欧州IPGの副会長を、現在はJIPAの有識者連携WGで標準必須特許を検討するチームのリーダーを務める。

お問合わせ

産経新聞社 コンベンション事業部 知財・情報フェア&コンファレンス事務局
patent@sankei.co.jp