教育現場は今、大きな変革の真っただ中にあります。児童生徒一人ひとりに端末が配備された「GIGAスクール構想」により、学びのスタイルは急速に多様化・個別最適化へと進んでいます。一方で、教員の働き方改革や校務の効率化という観点からも、クラウドを活用した校務DXの推進が求められています。

本セミナーでは、教育現場におけるICT活用の最前線を、実践事例とともにご紹介。教育の質を高めるために、どのようにテクノロジーを活かすべきか。現場と行政、そしてベンダーが連携して進める「教育DX」の今とこれからを、共に考える機会を提供します。

お申込受付期間が終了したため、
受付を締め切らせていただきました。
日時 2025年5月20日(火)16:30 〜 19:30 ※5月20日(火)16時30分申込締切※
★セミナー終了後、見逃し配信が視聴できます。
★セミナー視聴後、アンケートに回答すると、講演者のプレゼン資料がダウンロードできます。  
会場
オンライン配信
(申込いただいたメールアドレスに視聴用URLをお送りいたします)
参加費
定員 500名 ★参加費無料(事前登録制)
対象 小学校、中学校、高等学校、大学の学校長・教職員、教育委員会など 、校内のデジタル化を推進するIT・総務・業務改革部門の担当
主催 株式会社産業経済新聞社
共催
協賛 oVice株式会社/産経ヒューマンラーニング株式会社/駿台教育センター株式会社
内容 ▼タイムテーブル▼


16:35~基調講演
次世代校務DXにより実現する新しい校務の姿
竹野 健太(文部科学省 初等中等教育局 学校デジタル化プロジェクトチーム 専門官)
Society5.0時代が到来し社会の在り方が日々変化する中、我が国は「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学び」を2020年代を通じて目指す学校教育の姿としています。本講演では、そのような「令和の日本型教育」を支える基盤となる校務の在り方としての次世代校務DXについてお話しいたします。


17:20~企業講演
次世代の学びの場をデザインする
〜バーチャル空間が変える教育のカタチ〜

柴橋 浩太(oVice株式会社 アカウントエグゼクティブ)
離れた場所にいても「一緒にいる」感覚を提供するバーチャル空間が、教育のあり方をどう変革するか。不登校経験者の学習継続率100%、心理的安全性の確保、多拠点キャンパスの効率的運営など、全国の導入事例から見えてきた成果を紹介し、生徒の自己表現や学習意欲を引き出す仕組みを解説します。さらに、教員間の情報共有やノウハウの横展開の効率化、子育て中の教員がリモートから授業参加を実現し離職率低減に貢献する事例、時間や場所に縛られない柔軟な働き方、拠点を超えた迅速な応援体制の構築など、教育現場の人材確保にもメタバースが貢献している事例を紹介します。GIGAスクール時代の校務DXを加速させる、メタバースを活用した新しい教育環境の可能性について、実践に基づいた知見を共有します。


17:35~企業講演
AI時代の英会話実践~米国西海岸の多国籍IT開発現場より
中谷 友紀(産経ヒューマンラーニング株式会社 代表取締役)
板垣 政樹(一般社団法人Kids Code Club 理事)
産経ヒューマンラーニング株式会社では、中学・高校を中心としたオンライン英会話サービスを提供。AIの利用が当たり前となった時代において、「人と話す」学習の意味、AI学習とのよい組み合わせ方をご提案します。本セミナーでは、「IT英語」テキストの監修者である米国在住エンジニアの板垣政樹先生によるAIデモを交えてお届けします。


17:50~特別講演
奈良市で実現する教員の働き方改革!
クラウドを活用した校務と学びのDX

米田 力(奈良市教育委員会事務局 教育DX推進課 係長)
令和5年度より、クラウドを前提としたゼロトラストアーキテクチャを利用した学校ネットワークを構築し、次世代の教育DX環境を整えました。これらの環境を活用した、働き方改革の取り組みに加え、校務と学びのDXについてご紹介いたします。


18:32~企業講演
【小中高向け】駿台が提案する「現場目線」の教育DX
阿見寺 英俊(駿台教育センター株式会社 常務取締役)
1人ひとりと向き合いたいのに、時間も人も足りない――タブレット端末やスマートフォンなど、生徒の学習環境が多様化する一方で、働き方改革による業務効率化を求められている教育現場。対面授業のノウハウとICTを組み合わせた、駿台ならではの「現場目線」の個別最適学習とは。導入・活用実績とともに紹介します。


18:47~特別講演
近大DX実現に向けた取り組み
~大学業務の効率化と学びの革新~

横井 隼人(学校法人近畿大学 経営戦略本部デジタル戦略室 主任)
近大DXの取り組みの中から「大学における業務効率化」「学生サービス向上に向けた学修環境の変革」までをお話しします。

備考
お申込受付期間が終了したため、
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竹野健太

文部科学省
初等中等教育局 学校デジタル化プロジェクトチーム専門官
2017年文部科学省入省。大臣官房総務課、研究開発局原子力課、初等中等教育局財務課、教育課程課、高等教育局高等企画課を経て2025年4月より現職。GIGAスクール構想の下での校務DXや情報セキュリティの確保など、学校教育のデジタル化を担当。

柴橋浩太

oVice株式会社
アカウントエグゼクティブ
国内ベンチャーから外資IT企業まで営業経験を重ね、スタートアップから大手企業まで幅広い業界の課題を解決。大学卒業後は豪州でプロサッカー選手としてプレーした異色の経歴を持ち、チャレンジ精神と粘り強さを活かして、教育現場のDX推進に貢献。

中谷友紀

産経ヒューマンラーニング株式会社
代表取締役
教育サービス会社にて約20年、デジタルでの英語学習教材の開発を手がける。2018年よりヒューマンアカデミー株式会社にて商品開発に従事。2024年度より現職。

板垣政樹

一般社団法人Kids Code Club
理事
在京新聞社で経済記者として勤務した後、米国ERP企業、Microsoft社などでIT開発に従事。現在は一般社団法人Kids Code Club理事。著書に『ITエンジニアが覚えておきたい英語動詞30』(秀和システム)など。

米田力

奈良市教育委員会事務局
教育DX推進課係長
2007年4月、奈良市内の中学校に理科の教員として着任。2019年4月、奈良市教育員会事務局 教育支援・相談課にて研修業務に従事。2020年4月、学校教育課にてGIGAスクール構想や、コロナ禍でのオンライン活用に取り組む。2023年4月より新設された教育DX推進課にて現職。

阿見寺英俊

駿台教育センター株式会社
常務取締役
駿台数学講師として入社。以降、授業担当兼教務として校舎運営を行う。お茶の水校・東大専門校などの校舎長を歴任し、駿台小・中・高校生部門の統括を務める。その中で多様な生徒たちに最も効果のある教材を研究し続け、現在ICT導入・販売責任者を兼任。現在様々な学校や自治体と連携してICT教材導入をすすめている。

横井隼人

学校法人近畿大学
経営戦略本部デジタル戦略室主任
大学卒業後、SCSK株式会社にてシステムエンジニア、プロジェクトマネージャとして民間企業向けのシステム導入業務に従事。2020年に学校法人近畿大学に奉職。現在は、経営戦略本部デジタル戦略室で法人全体のICT計画の策定やシステムの更改、新規システムの企画・導入、情報セキュリティ分野を担当。

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産経新聞DXセミナー事務局
ml.digitalsales@sankei.co.jp