2025年度から本格化する「電子カルテ情報共有サービス」の開始を控え、日本の医療現場は大きな変革期を迎えています。本セミナーでは、国の医療DX政策の全体像から、各医療機関が直面する経営課題への具体的なDX戦略まで、多角的な視点から解説します。

【本セミナーのポイント】
●MICTコンサルティング大西大輔氏が、国の医療DX政策や「電子カルテ情報共有サービス」を解説
●医療経営改革の専門家であるメディヴァ・小松大介氏が実践的な病院・診療所のDX戦略を事例を交えて紹介
●医療機関におけるDXの全体像や医療現場の生産性向上に資するデジタルツールなどの情報を提供

お申込受付期間が終了したため、
受付を締め切らせていただきました。
日時 2025年7月23日(水)17:00~19:00予定
★セミナー終了後、見逃し配信が視聴できます。
★セミナー視聴後、アンケートに回答すると、講演者のプレゼン資料がダウンロードできます。  
会場
オンライン配信 (申込いただいたメールアドレスに視聴URLをお送りいたします)
参加費
定員 500名 ★参加費無料(事前登録制)
対象 ● 病院、診療所(クリニック・医院)の経営層、事務長、DX・IT関連部門の方
● 電子カルテの導入や医療DXに関心のある医師、看護師、医療事務の方
主催 産経新聞社 
共催 NPO法人人間ドック健診協会   
協賛 株式会社GENOVA/株式会社ヘンリー
内容 ▼タイムテーブル▼


17:00~基調講演
国の医療DX政策について
~電子カルテ情報共有サービス、電子カルテ標準化~

大西大輔(MICTコンサルティング株式会社 代表取締役)
2025年度から医療DXの第三弾として「電子カルテ情報共有サービス」が開始されます。政府は、我が国のデジタル化の遅れを取り戻すべく、電子カルテの標準化、標準型電子カルテの開発を行い、電子カルテの普及率を2030年に引き上げ、最終的には「全国医療情報プラットフォーム」の構築を目指しています。

※本講演は5月9日開催「第8回人間ドック健診経営研究会」で実施されたセミナーの収録映像です※



17:35~企業講演
業務効率化・集患強化・スタッフの負担軽減を同時に実現する、次世代クリニックDXソリューション
平間拓也(株式会社GENOVA スマートクリニック事業部執行役員)
2025年以降、人口減少・高齢化・患者ニーズの多様化が進む中、医療機関には“持続可能な運営体制”の再構築が求められています。こうした変化に対応する上で、AIを活用しているかどうかが、これからの医院運営における重要な分岐点です。業務効率化・集患・患者対応の質を同時に高める手段として、AIを導入している医院とそうでない医院の間には、医療DXにおける明確な差が生まれ始めています。本セッションでは、その背景や実際の活用事例に加え、最新のAIチャットソリューションもご紹介します。


17:45~企業講演
クラウドネイティブ戦略の転換点
~政府方針の核心と医療DXへの影響を徹底解剖~

分部唯宇(株式会社ヘンリー 政府渉外・公共政策担当)
纓田和隆(株式会社ヘンリー 事業企画・市場開発室)
オンプレミス型システムの課題を整理し、政府の方針が医療機関や関連事業者にもたらす影響を分析します。具体的な技術要件やガイドラインの変更点、セキュリティ・データガバナンスの課題についても掘り下げ、実務レベルで求められる対応を詳しく解説します。加えてDX加算の延長がもたらすインセンティブについてもご紹介します。


18:00~特別講演
医療DXから病院・診療所DXへ
~持続的経営を実現するための病院・診療所DX戦略と実践~

小松大介(株式会社メディヴァ 取締役・コンサルティング事業部長)
厳しい経営環境に置かれている病院・診療所にとって、経営効率を高め付加価値を上げるために、DXの積極的な取り組みが一つの鍵となりつつあります。しかしながら戦略のないシステム投資は、費用対効果が見込めないことがあります。DXを効果的に実現するため、DX戦略のあり方や実践を具体例を用いて解説します。


備考
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大西大輔

MICTコンサルティング株式会社
代表取締役
2001年一橋大学大学院MBAコース修了後、同年日本経営グループ入社、02年医療IT展示場メディプラザ設立、16年MICTコンサルティングを設立。過去3000件を超える医療機関へのシステム導入の実績に基づき、診療所・病院・医療IT企業のコンサルティング、講演活動、執筆活動を行う。

平間拓也

株式会社GENOVA
スマートクリニック事業部執行役員
IT・ゲーム業界で10年以上にわたり品質保証業務を統括し、「ミスを防ぐ仕組み化」に注力。2021年にGENOVAへ参画し、2024年4月より執行役員スマートクリニック事業部長に就任。AIを活用して医療現場の人依存業務を再設計し、再現性・安定性を軸にクリニックの持続可能なDX推進を牽引している。

分部唯宇

株式会社ヘンリー
政府渉外・公共政策担当
大学卒業後、厚生労働省にて、医療政策の企画立案などに携わる。ヘンリーでは、事業に関わる政策について、政府との調整を主に担う。

纓田和隆

株式会社ヘンリー
事業企画・市場開発室
メディア立ち上げにおける広告事業やベンチャー企業での複数の新規事業開発を経て、ヘンリーにジョイン。現在はSales&Maketingを担当しながら事業立ち上げを推進。

小松大介

株式会社メディヴァ
取締役・コンサルティング事業部長
マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2000年に株式会社メディヴァを共同創業。300か所以上の病院、200か所以上のクリニック支援等を手がけ、コンサルティング部門のリーダーをつとめる。最近では、医療機関の健全経営・経営再生をテーマに、経営改革、金融再生、病院DX、業務改善等に注力している。

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産経新聞DXセミナー事務局
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